毎週日曜日に休業の陸奥湊(むつみなと)駅前で、
毎月第1日曜日の朝だけ、超限定的に魚菜市場で開催されるプレミアム朝市が『日曜新鮮市』だ。
ということは…
第1日曜日には、湊地区だけで3ヵ所もの朝市が開かれていることになる!
「日曜新鮮市」と陸奥湊駅を隔てて開催されるのが「湊山手通り朝市」
陸奥湊駅を北口側←に出れば「日曜新鮮市」、
南口側→に出れば「山手通り朝市」なのである。
そして、北口を出て、ちょこっと海側に歩いていけば…
もうソコには国内最大規模を誇る朝市「館鼻岸壁朝市」が広がっている!
いや、ホントに実際歩いてみると思ってるよりぜんぜん近いのである。
しかも!
この湊地区には昔っから朝市文化が定着しているものだから、町中にも朝から元気に営業している“名店”が実に多い。
ソコで、
毎月第1日曜日の朝は
湊のソウルフードを買い喰いしながら
湊町をプラプラとアッチコチ巡り、
「湊町の文化や情景に触れ親しんでみる」的なウォーキング・ツアーに出掛けてみたい!
(毎月第1日曜日の朝だけという超限定的なイヴェント性が、やけに朝市魂をソソる!)
【三戸商店】(元祖つぼ焼きいも)
昭和24年から現在も現役で焼き続ける湊名物“壺焼き”いも。
イモを壺の中に吊してじっくりと焼くため、太くて火が通りにくい大型のサツマイモも焦げ付かずにホクホクに焼けるのが特徴。食べ応えも充分!
とても美味しい。
【やなぎやコロッケ】(コロッケ)
昭和38年から営業している湊の定番惣菜屋。一時期閉店していたのだが、もはや伝説と化すほどの知名度と地域住民の熱い要望から、近年大復活! ホットタイムの熱々コロッケ以外にも、鯨フライなど名物揚げモノ多し。通常は日曜定休日だが、朝市シーズンは朝だけ営業。(ホントに休んでることもあります)
たいそう美味しい。
【田中商店】(てんぷら)
湊の市場の新鮮な魚介類や野菜を中心に様々な天ぷらが揚がる、湊名物天ぷら店! 意表をついた「せんべい」の天ぷらが狙い目。行列の出来るお店は、お客さん約2人程で満員になるので、速やかに購入しよう。
だいぶ美味しい。
【沖野商店】(煮玉子)
煮卵オンリー作り続けて40余年! 沖野でしか出せないこの味は、地元:湊(ホントは白銀だが)を飛び出して、もはや八戸の名物食! 店は湊中学校近くと朝市エリアから歩くにはちょっとばかし遠いが、魚菜市場内の店でも売っているので、ここで買い喰える!
かなり美味しい。
【いそや】(メンチカツ)
肉屋の揚げ物は旨い!…は常識。 特に肉店いそやのメンチカツは絶品! 店主が現地まで飛んで仕入れてきた厳選松阪牛入りのメンチカツはソースもいらないくらいに旨味がギュ〜っと詰まっていてモ〜たまらん! 激しくオススメです!
(松阪へ仕入れに出向いてる時は2〜3日くらい店を閉めてることもあります)
すこぶる美味しい。
【みしまサイダー】
大正10年から、三島の湧水をマザーウォーターに作られ続ける正真正銘八戸産の地サイダー! いまどき珍しいくらいにビリッときいた炭酸が心地良い三島シトロンがツウ好み。ちょっと甘めのバナナサイダーも大人気。
えらく美味しい。
【柳湯】
むかしから仕事上がりの漁師衆やイサバのカッチャ達に利用されてきたため、あたりまえのように早朝から営業している銭湯。バラエティに富んだ様々な風呂や、男湯と女湯をまたぐ雄大な富士山の壁絵が人気。港:湊町のお湯(?)は、ちょっとショッパイのが特徴。『あさぐる』銭湯。
ひじょうにサッパリ。
【松竹湯】
むかしから漁を終えた漁師衆の団体様に利用されてきたため、洗い場も浴場も、とにかくユッタリ広々! 更に休憩所を兼ねた脱衣所も広々していて憩いの空間! 漁師を癒した銭湯です。
かなりユッタリ。
概ね「だいたい」・「〜くらい」の御紹介ばかりだけれど、
まぁ、そーゆーゆる〜い感じもまた湊の“味わい”なのだと御理解の上、巡り逢えなかったのなら、また懲りずに御越し下さい。
ディープな湊町は、
何回来てもいつでも新鮮でオモシロイんですから。
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